ぬいぐるみを戦わせるぞ

7歳の息子は
まだまだ ぬいぐるみが好き

メインは3びき
寝る前は抱えてベットに連れていき
起きる時は抱えて下りてくる

溺愛しているものの
男の子なので扱いは荒くたい

例えば
ラップの芯を持ったかと思うと
普段は「ヨチヨチー」なんて言って
撫で撫でしているぬいぐるみを
野球の球として打つ

ひどすぎる…
本人は「ホームラン!」と喜んでいる
大丈夫かと不安になる

ある日
メイン3匹のぬいぐるみ達を持ち
「これから戦いを始めます」と言い
見ておくように言われた

洗濯物を畳みながら
なんとなーく横目で見ていた

太っちょ猫が飛び蹴りキック
「何をするんだー」と蹴られた方が言う
「次はパンチだー」
「やめてよー」
「ボクもパンチするよ」
「やめてよー」
「それならしないでよ」

「あれ?戦いじゃなくて話し合いになってる」
そう息子は気づきました。

あー 平和